アーリートラウマとは

アーリートラウマ
(発達初期のトラウマ・言語獲得期以前のトラウマ)とは

言語を獲得する前の時期、主に生後3年のあいだに養育者との関係性の中で刻まれたトラウマ。お腹の中(場合によっては前世)から、もう少しひろくは生後7歳まで。
言語を(左脳)の領域ではなくさらに深い領域、脊髄反射レベルの動物的な野生的な領域で体験、記憶されたもの。


生きるか死ぬかの一大事

たとえば赤ちゃんがお腹がすくと泣いてお母さんに知らせます。すぐさま、お母さんがきてくれたらよいのですがすぐには気づけなかったり、すぐに行けないということもあります。赤ちゃんには、お母さん(他者)の事情を理解することはできません。そんな時、赤ちゃんの中で何がおこっているかというと赤ちゃんにとって、お腹が空いて泣いているということは、生きるか死ぬかの一大事、なんです。

泣いても泣いても来てくれない時

生きるか死ぬかの一大事に泣いても泣いても来てくれない、この過酷な状況は赤ちゃんの神経システムの大きな負担になります。その負荷に対して、これ以上神経が痛められないように神経反射によって止められ、赤ちゃんは泣きやみます。この体感を伴ったネガティブな体験は身体に記憶されます。

与えられないのは自分が悪いから

さらに、泣いても来てくれない、、ということから自分の願いは聞き届けられない欲しいものは与えられない、、、という体験としても受け取ってしまいます。。お母さん(他者)の事情があるからとは理解できず何か自分が悪いから、、思ってしまいます。

弱者の生存戦略

お母さん(養育者)との関係性において赤ちゃんは、圧倒的な弱者です。生きるか死ぬかの一大事なのですが、、、死ぬことはなく、生きながらえます。

生きるか死ぬかの一大事
欲しいものは与えられない
それは自分がわるいから
死ぬことはなく生きながらえた

ということが一つになって体験され、欲しいものを与えられないことと
生きながらえること=安全が結びついてしまいます。
欲しいものは与えられない自分でいること、願いが叶わない自分でいることは
安全に生きながらえることができる本能レベルの生存戦略として
刻まれることになります。
これは一つの例で、そのほかにも様々なものがあります。

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